それぞれの春のきもち

今週は卒業生を送り出す、お別れの準備をしてきました。

ここだね発足当初から、小中学生の時代をここで学び過ごしたひとの卒業です。

本当にたくさんの方に可愛がっていただきました。

みんなのよきアニキとして、よく学び、よく遊び、よく働くお手本のようなひとでした。

 

見送る子たちは、カウントダウンが始まった日々を大切に過ごしてきました。

出掛けても、のんびりトランプしていても、時折、思い出したように呟いています。

。。いなくなっちゃうの、さみしいね。。

 

それぞれが、それぞれの胸のうちに

今この瞬間を大事にしているのが伝わってきます。

 

楽しい時も あんまりな時も

時間には必ず終わりが来る。

 

だけれど、今ここを 精一杯味わうとき、その時間はずっとずっと活き活きと息づいていく。

子どもたちは そんなことを細胞レベルで知っているのでしょう。

 

愛しいきもち

寂しいきもち

名残惜しかったり

満足していたり

 

巣立つひと

送るひと

それぞれの春を感じ合いながら過ごした時間もまた

かけがえのない愛しい時間でした。

 

明日はファミリーデーで卒業、進級を祝います。

 

(nao)