この先を創るひとたち

夏休み明けのここだね。
ゆっくりとエンジンをかけ始めたニ週間でした。
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子どもたちはマイペースに自分のリズムで動き始めています。
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久しぶりのお庭のお手入れ。
草刈、鉄棒のサビ落し、干しっぱなしだった麦の脱穀、、、
それぞれの気が付いたところを、気の向くままにお手入れ。
活動拠点を整える作業は、ここだねの内側を整える時間でもあります。
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雨の合間に海へ行ったり、
温水プールで泳ぎの練習をしたり、
3種混ぜ混ぜカルタ大会をしたり、
ここだねらしい時間を、また紡いでいます。
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スペシャルメニューはアースキャラバンのパレスチナ訪問報告会。
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行く前に、イスラエル、パレスチナの歴史を復習。何故この悲劇が70年間も続いているのか、アースキャラバンはそこに何をしに行っているのか、今回の報告会に何で行こうと思ったか、、そんな話をしました。
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これまでの大人たちが創ってきた世界。
それは、競争と支配と分断の世界。
虐げられてる人や生き物や環境に想いを寄せない世界。
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でもさ、これからは違う。
これからはキミたちが創っていく世界。
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話し合い、分かち合い、高め合っていける。
誰の犠牲も強いない世界。
人も生き物たちも、草木も。
そのために学ぶんだ。無知は最大の敵だもんね。
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子どもたちの瞳がキラッ!と光り
スイッチが入ったのが見えました。
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報告会はシェアしてくれたひとが同世代の13才だったこともあり、とても熱心に集中して聴いていました。素晴らしい報告会でした。
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子どもたちは帰宅後もお家の人にハイテンションで報告したり、自ら調べ物を始めたりしていたそうです。
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与えられた選択肢の中で生きていくのではなく、
生きたいと思う世界を創っていく。
おかしなことには おかしいと声を上げる。
こうしたいと思うことにチャレンジしてみる。
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なりたい自分になっていく。
生きたい時間を生きていく。
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ここだねのささやかな日々の中で
子どもたちはそんなことにチャレンジしています。
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(nao)