たてもの塾 上棟

カキシブの翌々日。
今度は山梨の古民家改修の現地にて
材木を組み立てる「上棟」が行われました!!

晴れオトコ、晴れオンナが勢揃いのようでww
雨予報でも南アルプスの麓はいつもピーカン!

大工さんの仕事を間近で見られる興奮

カキシブ塗りで触れた刻みの数々が組み立てられていく感動

強い日差しもなんのその

じーーーっと見ている子ども達。
いや、子どもも大人も関係なし。

大興奮、大感激✨の一日。

 

柱が立ち
伝統工法ならではの貫(ヌキ)が入り
梁が渡される。

組み合わせた木の真ん中に
ずれないように細い込栓(コミセン)を打つ!

柱と貫の隙間には楔(クサビ)を打ち込んでいく。

 

栓も楔ももちろん木。
トンカチでとんとんと打っていく。

本物の作業をやらせてもらって感無量。

 

屋根の断熱材をみんなで敷く。
まるで旅館の布団敷きみたいね(笑)

 

炎天下、黙々とはたらく大工さんたち。
重たい柱をひょいと運び、
木槌の音を響かせる。

足場のない 梁の上を軽やかに動き回る。
不安定な姿勢で 栓を打つ。

文句なしにかっこいい。
見ているだけでほれぼれする。

 

手作りの家。
職人さんたちの息遣いが沁み込む家。

細やかな技が注ぎ込まれている家。

 

「たてもの塾」は家を建てるだけでなく
お祭りのように楽しい 伝統工法を体験するだけでなく

この家をどう造り
この空間をどう創っていくか

それは どう在りたいのか という
問いかけのようにも思われる。

 

「今」「ここ」をこころから楽しみ、味わい、響きあっている
大人たちの輪があること。

本気の本気で生きる 大人たちの姿があること。

こころから、この空気を吸っているだけで丸儲け!って思う。

 

アースマンシップのみなさま&日高さん。
素晴らしい「場」に感謝!!!
いつもあたたかく迎えてくださって 本当にありがとうございます!!

 

山梨はちょっと遠くて行くの大変だけど
いつか、ここだねの仲間たちを、みんな連れて行きたいな!

次は壁の芯を造る「竹小舞」!!