総合力✨きらくな竹刈り

新月直前の竹刈り。

あきさわ園の竹林で、きらくなたてものやさんの建築材を切り出します。

とは言うものの、生えてる竹を切り出すことは重たすぎて子どもには難しく、ここだね隊は切り出された竹を所定の長さに切る“玉切り”が主な仕事です。

それでも切ったり、運んだりもなかなかの力仕事。

そしてこの現場は、他の人の動き、運ばれてくる竹の動きなどの状況を見ながら動く状況で、たくさんの感覚をいっぺんに働かせる総合力が必要になります。

日常ではなかなか出逢えない環境です。

場の雰囲気に慣れて、全体の動きをつかみ、その中で自分なりに動けるようになるって、実は凄いことなんですね✨

 

はじめは拠点で過ごすようには自分の力を発揮できない子もいます。それでも、仲間たちの動き、声掛け、動きの分かりやすい提示で、少しずつエンジンが回りだし…

スイッチが入ったら、それはもう活き活きと、真剣に、チカラいっぱいに、こころもからだも動き出していくのです✨

 

大流行の鬼滅よろしく、「きらくの呼吸!竹の型!!」とか、竹でネズコのサルグツワを作ろうとか、ワイワイと楽しみながら取り組む様子は、遊びも仕事も暮らしも本当は喜びでつながっていることを教えてくれます。

 

どんなに弾けても、チカラの限りに動いても、おおらかな里山ではやり過ぎるということはなくw、自然がまるっと包んでくれる一日。

 

参加したみんなが、達成感と自信に満ちた表情と、くったくたに疲れた身体で帰宅しました。

 

 

休憩時間には畑の横でカップス(手とコップを使ってリズムを刻む音楽あそび)を始める人達。コップはもちろん竹コップw!のどかで楽しげで幸せそのものな風景✨

 

 

nao