ハロウィン変身コンテストの後、「次は台本書きたい!」となったのが11月。
それから1か月くらいの間で、台本づくり、役づくり、舞台づくりが進み、ここだね劇団の「ふたりの姫のものがたり」のクリスマス公演が楽しみのうちに終わり、またひとつ、子どもたちのやりたい!が実現しました。
はじめは、台本を書きたいと言った子どもたち中心に、ストーリーのアイディアを出し合ったら、話が広がりに広がり、ふくらみにふくらみ、それだけで大盛り上がりの時間でした。果たしてそれが、一本の作品に仕上がるのかもお楽しみ~の状態になりました(笑)
最初のアイディアでは、お姫様が旅をする中で、ハロウィンで登場した魔女やサメやイルカが登場する物語でしたが、
はずかしがりやさんが続出で役者がそろわな~い!
台本ができてからセリフを覚える時間がな~い! 練習日がな~い! となり、
結局、役を減らし、10分くらいのショートストーリーになりました。
出てきたアイディアを実際に演じる演劇シナリオに落とし込む作業は一苦労でしたが、でき上がった台本を見て「本物みたい!」子どもたちは大喜び!
ある程度形になって、余裕が出てきたころには、この「ふたりの姫のものがたり」の続編やアナザーストーリーも考えたりして、盛り上がってました。
役者の子たちは家でも練習してきた様子で、どんどんに上手になっていき、当日はセリフが飛ぶことも無く、最後まで役を演じきることができました。
できあがりの達成感ももちろんありましたが、つくる過程が楽しくて、ここだね劇団がひとつのチームになっていく様子がとてもいい感じでした。
ここだねで初めてトライした演劇づくり。役者の足りないところは中学生や大人がフォローするということでスタートしたところ、中学3年生の2名が快く引き受けてくれて、個性的な役柄を熱演してくれました。
初めてのここだね劇団の助演俳優として、卒業前の子どもたちが参加してくれたこともとても良い思い出になりました。
初めての演劇の舞台背景は高校生ボランティアがリードして原案を描いてくれて、小中学生とスタッフで色付けを担当しました。
脚本、演出、監督の影響で、昭和なコメディの(笑)劇場となり、劇中の魔女のへマージョの口ぐせのセリフ「げ~んきが出るわ~!」が大ヒット! しばらく流行しそうです(笑)
次は、ボクもやりた~い! 来年は、こんなのやりた~い! と、
次のやりたい!につながる感じが楽しみな、初めての演劇づくりでした。
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