太陽の光が一年で一番強く長く降り注ぐ «立夏» の節目の時に。
ここだねの応援団、賛助会員、寄付会員のご紹介をさせてください。
ここだねがNPO法人になったのは2018年8月31日。法人になって初めて賛助会員というものができました。
フリースクールに対しての公的資金補助はなく、全国にあるフリースクールのほとんどが参加費と寄附で運営されています。
憲法に定められている「ひとしく教育を受ける権利」「義務教育は無償」の恩恵は学校に通うことによってのみ保障されていて、学校以外の多様な学びを創り、子どもたちの権利を保障しているフリースクールについては設置も運営も民間団体任せな現状です。
その子が活き活きと自分らしく育っていけるように、学んでいけるように、保護者の方は本来無償であるはずの義務教育期間に決して軽くはない経済的負担をし、スタッフは最低限の時間のみの最低賃金を受け取りはたらいてきました。
それでも、休みが必要な子にはしっかり休むことの大切さを伝え、通う子には自分の感覚と選択を大事に動くことを伝え、元氣になって再度学校に向かう子にはその子のチャレンジを応援しています。そんなここだねは、およそビジネスには向かず、運営が安定しないのが現状です。
ここだねの運営はいつもぎりぎりの綱渡り。
いや、逆に、よくここまで続けてこられた!と思うほどです。
小さな手作りのスクールに月謝を払って、大切な子を通わせるご家族の想い。
ここだねの活動に共鳴してくださり、ご寄附を寄せて応援してくださる方々のお気持ち。
スタッフの献身ももちろんですが、一人ひとりの想いがつながって、ここだねはここまで歩いてくることができました。
これは既に奇跡が起きているんじゃないかと思えるほどです。
昨年度はシニア世代のサポートが増えて、本当に心強く有り難い想いでいっぱいでした。
子育て世代の方からは、社会の中にここだねがあるから、何かあっても大丈夫と安心して過ごせます。という声がいくつも届きます。
2020年度はコロナで始まりました。ここだねも感染拡大、医療崩壊に影響を及ぼすことに配慮し活動自粛をしていたため、月謝収入が途絶えてしまいました。
それでも活動を続けていけるのは、賛助会員のみなさま、ご寄附くださる皆さまのお力があったからです。
感じることを最優先にするここだねは、ビジネスのようにはいきません。
公的な経済支援がフリースクールなどの多様な学びに対しても保障されるまでの間は、たくさんの方の声とお力が必要です。
社会の中に、こんな場が必要だと思ってくださる方がいらしたら、ぜひ応援団に加わってください!
賛助会員は、年間一口3000円です。1か月250円の応援金です。
寄付会員は、もっと応援したい、社会を変えていきたいという応援金です。たくさん集まればフリースクールを無償にする夢が叶います。
賛助会員、寄付会員の皆様には、季刊紙を年四回お送りし、活動の報告をさせていただきます。
認定NPO法人を目指すためには100人以上の会員が必要となりますので、ぜひ、ここだねの応援団に名を連ねてください!
ここだねは9月で、発足から6年。NPO法人になって2年です。
まだまだ若く小さな団体ですが、なんか面白いねって興味を持ってくださる方が増えてきていることを実感しています。
感じることを最優先にした 生きるチカラを育む活動。
応援するよ!と想ってくださった方はこちらにご連絡いただけたら幸いです。mail@kokodane.org
口座などの詳細はこちらから
感性豊かな子、繊細な子、特性を持ってる子、ちょっと疲れちゃった子、冒険や実験が好きな子、とことん取り組みたい子…
全ての子どもたちひとりひとりが羽を広げて力強く羽ばたいていけるように、
全ての親たちが子育てを抱え込まず安心して社会とつながって暮らしていける、
多様なスタイルの学び場が認められる世の中になりますようにと願いを込めて。
みなさまのお力をお寄せください。
NPO法人ここだね
代表理事 深沢武・深沢直子