我が子の痛みに寄り添う時。
思いもかけない出来事に直面して
泣きたいのはこっちだ!と
心は叫んでいても、
母は
子どもと、
学校と、
社会と、
時に家族の中にも、
対応しなくちゃならないことに
追われて、
追われて、
泣くことも
一息入れることも、
できないまま
自分の気持ちは いつも
後回しにしたまま
毎日を過ごしていく。
「学校に行きたくない」という子ども。
「とにかく、連れてきてください」という学校。
「お母さんが甘いから」という世の中。
時に
「今からそんなんで、将来どうなるのか」と脅され、
時に
「そのうち大丈夫になるから、頑張って!」と景気よく励まされ、
とにもかくにも、
お母さんがどうにかしないと!!
という圧力の中で、
我が子のために、
我が子に少しでもよいように、
と、母は
あっちからも こっちからも
横殴りの暴風雨の中
必死に前に進もうと
もがいているのです。
なぜ、この世の中は、
この子は本当に
頑張って、
傷付いて、
疲れてしまったんだよ。
ゆっくり休もうね。って
言えない?
この子が安心して過ごせる場所で
学べるように、
一緒に考えていこう。って
言えない?
お母さんも、
頑張ったね。
大変だったね。
心配したね。
お母さんにも、休みが必要だよ。
って。
だって本当に大丈夫なのに。
そのクラス、その学校のなかで
うまいこといかなくたって
長い人生の中では、
広い世の中では、
休息を取ること、
違う場所に移ること、
全くもって問題ない!
なのに、
暴風雨の中で
息も満足にできずにいる
子どもが、母が、
いる。
誰の助けもなく。
母の涙は
本当に切なくて 切なくて。
こんなにも、
私たちを呪縛している
「学校」って何なんだろう。
こんなにも、
子どもを、母を追い詰める
「学校」って何なんだろう。
”本当に大事にしたいこと”を
大事にして生きていきたい。
本当はきっと とってもシンプルなこと。
意識の変革は産みの苦しみを伴うけれど、
ここから脱出したら
違う景色が見えてくる。
そよ風の中で
あったかい中で
子どもたちが笑ってる。
母も 安心して微笑んでいる。
父も、きょうだいたちもね。
一緒に、そんな景色をイメージしていこう。
昨日は、月に一回のここだねのお話し会でした。
きてくれた方も、
心を寄せてくれた方も、
迎えてくれた方も、
ありがとう。
感謝☆
ふかざわなおこ