この度、神奈川県教育委員会の「子どもの居場所づくり推進委託事業」を、「学校・フリースクール等連絡協議会」に加盟している団体に民間委託されることになりました!
期間は7月~10月の4カ月限定ですが
コロナ禍においての子どもと家族のストレスについて、県教委が個々の多様性を認め、多様な過ごし方や学び方について、学校以外に公的なサポートを行なうことはとても大きな前進です。
ここだねの通常の活動には変更ありませんが、新しく加える該当事業について人件費が出るのです✨
(企業の助成金などは、物品や講師謝礼に対してのものが多く、スタッフの人件費は出ないものがほとんど。なので人件費が出るのは画期的なのです!)
県の委託を受けて、ここだねでは以下の取り組みを始めます🌱
☆★☆ここだね「Free☆P–ce」(フリーピース)☆★☆
Free : 自由・無料 × Peace:平和・Piece:一部分
の意味を込めてここだねキッズもアイディアを出してくれ、キャッチ画像も創ってくれました~☆
ここだねを見てみたい、話してみたい、使ってみたいと感じてくださった全ての方にご利用いただけます。オンラインでもできるものは近隣の方に限らず、ネット環境があればどなたでも。
今後利用する予定はないけど…という方もwelcomeです!
日時などの詳細はこちらに。
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以下は想いつれづれ
学校教育以外の多様な居場所や学びの必要性について、いろんなところで言われるようになってきました。数年前よりも社会の理解は格段に進み、多様な学びを選ぶ家庭は増えているように感じます。
ですが、学校教育を休んだり離れたりしたとたんに、家庭、特に母親に集中する子どもへのサポート、どこかを利用する時の費用は大きなハードルになっています。
このハードルが、柔軟にその子に合わせた居場所や学び舎を「選ぶ」ということを躊躇わせる大きな要因のように感じています。
ここだねは元々が親子のホームスクールから始まっているので、母親が担う多くの役割負担も、経済負担も我が事でした。
憲法で保障されている「等しく教育を受ける権利」を学校教育以外にも適応させてほしい!!と強く願ってきました。
それは、学校教育が合わなくても、あなたらしく大きくなれる、自分に合ったやり方で学んでいけるというメッセージであり、
家庭のみに子育てを押し付けず、学校のみに教育を押し付けず、社会みんなで子どもの育ちを護り応援していくというメッセージでもあります。
そして、大人同士も、「親」「教員」「先生」「スタッフ」「コーチ」といった役割に縛られず、抱え込まず、お互いの良さを認め合い、活かしあって、子どもを真ん中にした大きな輪を創っていくチカラになると思うのです。
今回、期間限定とはいえ、税金がまだ社会的には少数の ”学校外の居場所や学び” に使われることの意味をしみじみと受け取っています。
この機会にたくさんの方に体験して頂いたり、知っていただけたらいいなと思います。ここだねだけでなく、「神川県学校・フリースクール等連携協議会」に加盟している団体の多くが何かしらのプログラムを提供すると思います。
子ども達が自分のいのちを削らずに
自分の羽根をのびのびと広げて
大きくなっていけますように
nao