あきさわ園のおじいちゃん

「汗をかく」ということ。

「人は汗をかかないとおかしくなる」
とは、あきさわ園の御隠居さんの言葉。
御年89歳。

ひ孫をおんぶして山道をお散歩するほど
背筋がしゃんとして
目がきらきらして
お肌もつるつるな
おじいちゃん。

ここで馬も牛もヤギも飼ってたんだ。
エサやって、
畑の仕事して、
果樹の仕事して、
田んぼの仕事して。
一週間で10日働かないと 間に合わない。

でも、汗を流した分だけ
山が実りをくれるんだ。

昔は全部 クワとカマとでやったんだ。

戦争の時はB29が一日600機も上を飛んだ。
横浜の空襲の時は煙がこっち(小田原)まで流れてきたんだ。

汗をかかなくなって
人はおかしくなってしまった。

楽して儲けたやつはみんなダメになっていった。

汗をかいて 実りをいただく。
生きていくのに必要なものは 何でも自分で造れる。

おじいちゃんのお話は 身体に沁みこんでいくようでした。

子どもたちも一緒に防空壕も見せてもらいました。

今のあきさわ園の看板は その孫、史隆さん。
さわやかで優しい笑顔の奥には やっぱりこのおじいちゃんのDNAが。
1週間は7日じゃない働きぶりです。

でも、どこか楽しげ。
やっぱりさわやか。

この日はいろんな作業をさせてもらい
最後はブルーベリーの収穫!!!
完熟のブルーベリー!!!ほんと美味しい!!!

普段「野菜は食べない!」のKちゃんも
お昼に出してくださった 朝採りきゅうりの浅漬けを
ぽりぽり ぽりぽり。

またおいで!
またくるね~~!!

あきさわさん、いつもいつもありがとう~~~!!!!