きらくなたてものやタケダシ隊。
新月伐採した竹を竹林から引き出す竹出し、所定の長さに切る玉切り、伝統工法による家造りの建築材である真竹を搬出するしごとと同時に、あきさわ園の竹林整備。
心地よく広い里山で、ここだねメンバーだけでなく、そこに集う大人たちと一緒にWSの一日。
ここだね発足当時から通ってきて、もう10年経ちました。
当時の竹林は荒れ放題で一歩も足を踏み入ることができなくて
枯れた竹、折れて絡まっている一本一本を引き抜いていく地道な作業を、本当に一歩一歩。
その時その時を楽しみながら、自らの手足を動かして、共に過ごす人たちと紡いできた一日一日。
ここだねだけじゃなく、沢山の人が関わり、何年もかけて手を入れて、人が通れるようになり、道ができ、光が入り、風が通り… 心地よい場所になっていく。
日高さんと、秋澤さんと、かつてを想い出しながら話していると
それは社会の中でのここだねの歩みともつながっていることに気付かされます。
10年前、フリースクールはまだとても少なかった頃。
ささやかな一日一日を紡いできた日々は、子どもに、家族に、自信と信頼を取り戻し、心地よい毎日への道を拓いていくような取り組みでした。
この日はたまたま、ここだね卒業生達も数名参加。あの頃の竹林を体験した子たちは、今は頼もしい社会人と高校生達になっています。
今、開拓してきた世代と、現役世代が、拓かれてきた竹林でのびのびと活き活きと
はたらき、あそび、くつろぐ姿は、よろこびそのもの。
そこに集う大人たちから、ひとりの人として大切に扱われること
一緒に遊んで笑い合って楽しんで。
世界はこんなにも心地よく楽しく
自分の存在がそのままそこで輝いていること
周りの人を輝かせていること
子どものチカラでもホンモノのしごとができて役に立てること
環境整備までしちゃってること。
昔も今もここでの体験から受け取るタカラはホンモノです✨
遠目で見ると竹林で動き回る子どもたちは小人さんみたい。はたらいて、何か見つけたらあそんで、くたびれたらひと休み。
外からの声で動くのではなく、自分で見付けて動いてる。
子どもも大人も自由にね。
年度内は最後の小田原遠征。
存分に楽しみました✨
感謝🙏
nao