有り難いって気持ち〜きらくなしごと

10月に何度も通った現場での大直し。

大直しとは…竹小舞に土を塗り込んだ荒壁がシッカリ乾いた後に、隙間やひび割れを埋め、表面の凸凹を平らにする工程。

 

今回初めて参加するメンバーも一緒に。

 

ここだね隊は一部の壁を任されました。左官職人けんちゃんが手順を丁寧に教えてくださいます。

ふむふむ

分かった!

それぞれがコテとコテ板を手に、いざ壁に向かいます!

いざ!!

 

でも、塗ろうとすると土がボテッっと落ちちゃってなかなか壁にくっついてくれません…見るのとやるのとでは大違い!!

 

あれーー!!なんでーー!?できなーーーい!!むずかしい!!!

 

それぞれの試行錯誤が始まりました

どうしたら職人けんちゃんみたいに塗れるのか…!夢中になって壁に向かい、土と向き合う子どもたち。一緒に参加した母も夢中です✨

 

だんだんとコツがつかめてくる。

少しずつうまくなっていく感覚。

繊細に変化を感じて、自分の成長を喜ぶ姿は静かにきらきらと発光しています✨

 

ふと。

こんな体験をさせてもらえるなんてありがたいなぁ…

と呟く中学生。

 

大事な仕事の一端を、ここだねに分けてくださった棟梁はじめ職人さんたち。子どもたちのトライを温かく喜んで見守ってくれる建主さんはじめ沢山の大人の眼差し。

 

「ありがたいなぁ…」

その一言は、何も言葉で伝えてなくても、作業を通して、体験する喜びを通して、大事なことを受け取ってくれてるんだなぁ… と、その感性に感動してしまいました。

 

上では左官屋さんが塗っています。何度もその手さばきを見に行く子どもたち。美しい!かっこいい!と堪能しました✨

 

 

大直しの後は、竹割にハマる…

 

そして楽しかった節取り祭り(笑)

 

みなさまありがとうございました!

 

nao