今年度、レギュラーメンバーが次々と、地元へ、学校へとUターンしています。ここだねと学校を併用の子も増えました。
出逢った頃、学校という枠が合わなくて、そこでは息ができなくて、目の輝きがなくなって、自信も信頼も消えかけていた子たち。
ここだねの小さな集団の中で、優しい和の中で、消えかけていた いのちのチカラに風が通り、あたためられて、火が蘇りました。
「ひとり」から出てくることが怖くなっていた子が、ここだねの輪の中に自分のペースで、自分のタイミングで、入ってきました。はじめは恐る恐る…だんだん、どんどん、大胆に。
その変容を、本人と、家族と、仲間と味わい、喜んできました。活き活きと動き出すエネルギーは周りにも好循環を与えてくれました。
もっと広い世界へ。
一度は諦めたり、離れた「学校」へ。
住んでいる地域の居場所へ。
その流れは自然なことなのかもしれません。
どこに行っても、誰といても自分らしく過ごせる、なんて、何てたくましいことでしょう!
ここだねは「学校復帰」なんて目指していません(笑)
なんならここだねだけでも、社会の中で人とつながり、自分らしくはたらき、楽しみながら生きていける、そんなチカラをつけられるように活動をつくってきました。義務教育期間をここだねで過ごし、今、自分らしく社会とつながって元氣に過ごしている卒業生達もいます。
ここだねが目指すのは「幸せな暮らしをつくれる大人になること」。
ゴールにある大人への階段は、学校コースもあるけれど、本当はいろんなコースを選ぶことができます。そして、そのコースはいつでも変更可能です。
コースを選ぶと同時に、その道を進んでいく時も、今と未来にわくわくして進んでほしいと願っています。
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ここだねの過ごしは、畳のお部屋でごろ寝ができるマイホーム感と、小集団の中で勉強したり、世の中のことを学んだりするソーシャル感と、両方を行ったり来たりしています。
この、行ったり来たりが、いいのだろうなぁと思います。
緩んだり、引き締めたり、存分に遊んだり、夢中になったり、チカラを入れてもう一歩先へ進んだり、、、異年齢の仲間たちと一緒の空間は、子どもたち曰く「親戚の集まりみたい」。
たくさんの体験や、教科学習も、自分を磨くこと、育てる機会があることが子ども達の安心や自信につながるのだと、この10年で子どもから教えられました。
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大海原に出る前に、自分に合った船に乗り、漕ぎ方、波の乗り越え方を練習して、自信をつけて、広い世界に出ていく。
そして時々、この小さな港に帰ってきて、どんなに外でがんばってきたのか誇らしげに教えてくれます。
フリースクールの役割って、そういうことなのかもな、と思います。
大海原は小中学校だけじゃなく、高校だったり、好きな世界だったり、何かのコミュニティだったり、社会の中にある様々な場所です。
アルバイトや仕事を始めている先輩達は、あの頃がもう思い出せないくらい逞しく輝いています✨そして、その先に見ている景色を話してくれます。
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今の選択は、今のもの。
この先は、またその時に考えればいい。
自分も世の中も変わっていくのだから。
いつもいつも、イマココで、
いいね!!じぶん👍️👍️👍️
その感覚こそが育ち盛りの子ども期に、一番大切な要素です🌱✨🌳
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うちの子が学校に合わないようだ…と不安をかかえている親御さん、
毎日がしんどかったり、楽しくない気持ちで過ごしている子どもたち、
違うコースを見てみたくなったら、いつでもここだねを覗いてみてください。
学校外の居場所もあちこちにできているから、あなたに合った場所ときっと出逢うことができますよ🌱
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