平和なタマの打ち合い

逗子市の体験学習施設「スマイル」を利用しての「ここだねスポーツタイム」の3回目。

今回は、卓球好きの「ムラさん」(※)が遊びに来てくれました。

卓球をはじめてやった子や、やる度にうまくなっていく子、

最近、卓球のおもしろさが分かった!というスタッフまで、

順番に相手をしていただき、分かりやすいご指導で子どもたちにも好評でした。

ほんとに楽しい時間をありがとうございました。

 

回を重ねるたびに、どの子もうまくなってきています。

昨日の自分より、今日の自分の方がうまくなっている。

だれかと比べるんじゃなく、自分の技を磨く。これが成長ですよね。

勝ち負けにこだわらず、思いっきり楽しむことが大事です。

 

卓球は、年齢に関係なく楽しめる遊びでありスポーツです。

ここだね卓球部で自分の技として身に着けたら、もう一生ものです。

この先、家族や仲間と楽しんだり、地域で交流したり、温泉卓球で活躍したり、様々な場面で交流の技となることでしょう。

 

 

卓球のタマを打ち合っているとき、自分たちは本当に平和だなと感じます。

こどもたちには特に、この「平和だなぁ~」という時間が大事です。

こども時代が平和じゃないことは、その子の一生の上での大きな損失です。

 

今も戦場となっている国々で、弾を撃ち合って、命を落としている子どもや若者がたくさんいる現実を想うと辛くなります。

世界中の銃がすべてラケットに、実弾がすべてピンポン玉に変わったら。

もしも、そんな奇跡が起こったら、平和なタマの打ち合いができるのにな~。

戦争という勝負や奪い合いより、外交という交流や分かち合いが大事なんだと、ここだねの理念をもとに、こどもたちには語り伝えています。

平和のチャイムを、ピンポーンと押し続けます。

(take)

 

(※)「ムラさん」は、逗子市の教育長の村松さんです。

 

たくさん遊んだ後は、庭でお弁当タイム!