ここだねの社会科「よのなか」
月に数回、授業形式で行う“学校では教えない社会科”。スライドを使ったり、動画を見たり、大人になるまでに知っておいてほしいこと、考えてみてほしいことを伝える手作りの時間。
子どもからの意見やアイディアも活発に出てきます。
今日のお題は「平和のおはなし」。
「平和」の対極にある「戦争」。
子どもたちのひぃおじいちゃん、ひぃおばあちゃんはその時代に生きていた。おじいちゃん、おばあちゃんは終戦の頃に生まれたくらいかな?そう考えると、戦争は遠くの話ではなく、ぐっと身近で最近の話になってくる。
日本も戦争をしていた。日本は戦場になった。一発で何十万人も殺した原爆は日本に二つ落とされた。怖いけど、知ることは大事なこと。
そして。今回はコスタリカの話。
軍隊を無くしたコスタリカ。兵士を教員に。対立から対話へ。
教育は覚えることだけではなく、伝えあい、理解し合うことのために。
日々の暮しから平和を創るために。
武力を使わずに平和への道を歩む方針に大転換したコスタリカから学ぶことはたくさんある。
ここだねでは国旗カルタの流行りが周期的にくるせいか、その場で国旗を調べて、その意味するところをシェアしてくれた子がいた。
改革で流れた血を表す赤。
血の赤なんだ!!
すると、国旗の赤は血を現しているものが多くて一同驚く。血を流して獲得した自治権、国土、自由、平和があるんだね。。。
みんなにとっての平和って何?と問いかける。
好きなことができる。
あたたかい布団で眠れる。
本がゆっくり読める。
家族がいる。
友達がいる。
だらだら過ごせる。
好きなことが言える。
などなど。いっぱい出てきた。
「平和はみんなが幸せであること」
「幸せはみんなが平和であること」
と子どもからのことば。
幸せでいるために。幸せになるために。幸せにするために。
平和を創る人になるために。
これからも、学び、考え、分かち合っていこう。
…つづく
take&nao