命あっての物種 その2

2024年の小中高生の自死が527人で、過去最高となり、動機は学校問題が上位にある。

子どもが自ら死を選ぶことを意識するようになってから、夏休み明けのこの時期、『命あっての物種』という言葉が、頭の中を何度も何度も巡り、心がざわつくことが多くなりました。

子どもたちの辛さ、苦しさ、心の叫びが、親や教師など、大人たちの心に届かない時、悲劇は起こるのでしょう。

この漫画に出てくる少年は、親に気づいてもらえ、ギリギリのところで助かり、新たな決意をしてハッピーエンドに向かうのですが、現実世界で苦しんでいる子どもたちは、このようにドラマチックにはいかないことのほうが多いのではないかと心が痛みます。

苦しい時、辛い時、不安を感じる時、
無理せず休むこと、誰かに話すこと、
自分に優しくすることが大事です。

命あっての物種!

命より大事なものなんて無い!

この言葉がちゃんと心に届いて
ハッピーエンドに向かってほしい!

生きてることに価値がある!
みんな大事な命です!

家庭でも、学校でも
優しい言葉をかけ合いましょう!

(参考文献 : 漫画)
尾瀬あきら『光の島』(全8巻)小学館

(take)