マークのある よのなか

今日のここだねの「よのなか」の時間は、「マーク」のお話でした。

まちの中で見かける、♿とか🔰などのマークについて、ネットで調べながら、こどもたちと一緒に学びました。

かばんに身につけるヘルプマークや、聴覚過敏に配慮してねマークなど、いろんなマークを調べました。

マークの他にも、白杖のことや、点字ブロックのことも調べ、杖を持って目をつむって歩く体験もしてみました。白杖を上に上げるサインはどういうメッセージがあるのかも知りました。

まちなかでは見かけませんが、☮️みたいなマークもありますね。これはピースマークといって、平和運動や反戦運動のシンボルとして世界中で使われているマークですが、「核軍縮」(Nuclear Disarmament)の頭文字の「N」と「D」の手旗信号を組み合わせてできたそうです。

平和を創る人になる、ここだねっ子には知っていてほしいマークです。

そして、マークを知るだけでなく、それを見かけたときに、自分たちに何ができるかを考えてみましたが、それが、これからの世の中を生きる子どもたちの真の学びなのだと思ってます。

知識を知恵につなげる真の学びです。

 

「困っている人がいても見ないふりする大人は多いよ」と、子どもからの辛いコメントもありました。

私たち大人がこれまでに作ってきた今の世の中のありようは、ほんとうに大事なことを後回しにしてきてしまった結果だと思います。

心豊かに生きられる世の中づくりのために、大人も学び直しが必要だと実感します。

(take)