【レポート・子どもの居場所~地域で多様性を認めあう~】

鎌倉の民生委員・児童委員の皆さんの勉強会に呼んで頂きました。

・子どもの置かれている現状を知りたい。

・不登校の子がいる家庭に
地域としてできることはあるのか。

・声をかけたいが かえって悪い気もするし、、、
何て声をかけたらいいのだろうか。

そんなお声を頂いていました。

テーマは
「子どもの居場所~地域で多様性を認めあう~」
です。

・ホームスクールから始まった ここだねの成り立ち、
・ここだねの理念=つながりを創る「自然と」「自分と」「人と」
・大事に考えている3つの柱「自然」「仲間」「仕事」
・ここだねの活動内容、
などにについて写真もお見せしながら話しました。

それから、
・子どもの貧困の問題。
6人にひとりが貧困家庭にいるという事実。
でも、見えてこない、容易につながれない現実。

・成人してからの引きこもり。社会への不安。不信。
・教育を受けさせる義務と、教育を受ける権利のこと。
・いじめ問題。
・命を断つ子どもが後を立たない現状。
についても話しました。

「子ども」「学校」「不登校」というキーワードから
私たちの、この、社会の在り方が見えてきます。

見たくない現状、
できれば見て見ぬ振りをして先伸ばしにしたい。
多くの人がそうやって
分かっちゃいるけど、、、と、手をこまねいている今の社会です。

でも、その中でも
子どもの過ごしに、
親たちの過ごしに、
こころを寄せている人が 居る。

大事な勉強会の時間を割いて頂いて
熱心に聴いていただいて
こちらが力をいただいた時間になりました。

「西鎌倉教育懇話会」に続いてのご縁に感謝です。

頂いた90分の時間は、、、
これ!という特効薬があるわけではないけれど、
ひとりひとりが、小さな実践を積み重ねていくこと
~それは、微笑みで「こんにちは」からの小さなひとつひとつ~

家庭の中で、
出逢ったひとりひとりと、
心地よい関係を創っていくこと。

「今・ここ」から始めていこう。
と、結ばれました。

質問では、学習支援についての話題も出ました。
受験制度が変わってきていること。
高校に、内申点を使わない受験枠ができていること。
勉強は、本人がやろう!と思ったら、追いつけること。
アプリを開発して、学習支援をしている会もあること。

しかし、そういうことはあまり知られておらず、
子ども本人も、保護者も、教員も、不安を掻き立てる材料になってしまっていること。

「知る」ことで、安心が増えるといいなぁと思います。
「知る」ことから、「安心」への一歩が踏み出せたらいいなぁと思います。

大人が安心の中にいたら、
安心のまなざしで子どもを包んだら、
子どもは、学校に行こうが行くまいが 安心して大きくなれるのです。
安心して大人になっていけるのです。

安心のまなざしで包まれる場所は
子どもの居場所になります。

居場所はあちこちにあったらいい。
多様に。豊かに。あちこちに。

言葉でまとめる機会を頂いて、私の中の気付きも進みました^^

ご縁に感謝☆

長文にもおつき愛くださってありがとう☆

 

ふかざわなおこ