昨年度、子どもたちの「劇をやりたい!」から結成された「ここだね劇団」。
今回もやりたいとの希望あり、みんなで前回の第一部の物語の続きを考えて、
『 ココニアル物語~二つの石 』を作り上げ、クリスマス会にて上演しました。
中心メンバーが、「卒業までシリーズでやりたい!」 というので、
「あと5年もあるけど、ほんとにやる?」
「恥ずかしいからもうやらない! って言わない?」
そんなやりとりも楽しみながら作品づくりを進めました。
役の練習のみでなく、新たな舞台に合わせた背景を描いたり、小道具を作ったり、裏方作業に参加した子どもも大人も力を合わせてがんばりました。
今回は、登場人物たちが「ほんとうの幸せに気づく」というテーマで、子どもたちのセリフや演技を通じて、役者自身と観客の心に染み込むことを願って脚本を書きました。
『 本当の幸せは、みんなが平和で、仲良く暮らしていけることだわ! 』(平和を創る姫のセリフより)
子どもたちの自由なアイディアを盛り込みながら、小さい子どもにも楽しめる工夫をするなど、楽しい創作時間でした。
脚本はありますが、それぞれの配役のキャラクターづくりは、練習の中で固めていきましたので、原作を超える面白キャラや、かっこいい動きが次々にうまれ、活き活きとした演劇練習となり、本番は最高に輝いていました。
この先も、本当の幸せは「ココニアル」という物語の続きを、子どもたちと楽しみながら創っていきたいと思っています。
6部作の2作目が終わり、残り4作の予定ですが、物語がどのような展開になるのか、どんなキャラが登場するのか、今は私たちにも分かりません。
楽しみ、楽しみ。
(take)