ここだねを卒業した現役高校生との座談会「自由な学びで育つということ」が開催されました。
今回も3人の卒業生が来てくれて、自分の言葉で、自分の歩んできた〝あの頃〟と〝今〟を語ってくれました✨
学校に合わないと感じた〝あの頃〟
外の世界が怖かった〝あの頃〟
一歩踏み出した時のタイミング。
外の世界とつながり、自分を深めてきた月日。
自分への信頼を携えて、世の中と、他者とつながる〝今〟。
歩んできた道も
ここだねを選んだ経緯も、在籍期間も、それぞれだけれど
みんな「自分で選び」「自分で決めて」「自分で行動してきた」人たち
ここだね時代から、〝学校で出会っていたら絶対友達にならないタイプ〟と言い合う子たち(笑)
本当に好みも過ごしもみんな違っているのだけれど、お互いを尊重し、違いを面白がり、持ち味を活かし合って何かの時には協力し合う。
その体験が、高校でも、社会に出てからも役に立っている、と話してくれました。
3人が在籍する県立の通信制高校の仕組みや体験についても、参加したみなさんからの質問に答えてくれました。
安心して学べる環境があること、
自分に合わせてスケジュールを組んで学びを進められること、
子どもたちが大人になっていく準備期間に、ちゃんとサポートしてくれる機関があり、大人がいることの安心感は、生徒ばかりではなく、親にも必要なことです。
(本当は小中学校時代にこそ必要なのだけれど!)
ここだね時代に得たチカラとして
安心の中で未知の世界へとチャレンジしていく勇気
上下左右ではない、年齢も立場も斜めの関係の中で、子ども扱いではなくひとりの人として、感覚も言葉も大切にしてもらってきたから、いつも自分を大切にできること
周りの大人が楽しそうに生きているから、大人になることへの憧れがあったし、子どもも自分を生きることができた
そうやって育ってきたことを、次は自分が後輩たちに与えていくようになっていること
子を持つ親としても、場を開き子どもたちを迎えている大人としても
3人の言葉は胸に響きました。
参加された方々が、最後の感想で
「まず私が幸せに自分を生きます」と話されていた姿が印象的でした。
自由な学びで育つということは、自分を幸せにすることに最大限コミットメントする、ということ。
大人である私たちが
過去の傷を癒やし
未知への怖れを正面から見つめ
世界に開いて〝今〟を生きる姿を
子どもたちが見ています。
これからも、つながりの中で
みんなで幸せになっていきましょう✨