ここだね。こころのたね。
芽が出てくるまでの
花咲くまでの
たねを いつも想う。
一見、いつも通りに動かない、
ぱっと見、何も変わらない姿だとしても、
根っこに想いを馳せよう。
土の温度を感じよう。
日に暖められた地面の下で
むくむくと動き出そうとする気配はないか。
まだまだ外の寒さで 固く縮こまっているのだろうか
そろそろと 根を伸ばし始めただろうか
見えない地面の下に 想いを馳せる。
見えないこころを 感じてみる。
季節は必ず巡ってくる。
春は必ずやってくる。
nao