卒業生のお話会

ここだね卒業生の現役高校生による、通信制高校体験談。そして、多様な学びで育った義務教育時代を振り返っての話。

3人の高校生が来てくれて、保護者のみなさんからの質問あれこれに答えてくれました。

 

家と、ここだねから、もっと広い世界に出ていった子たち。

高校の勉強も、部活動も、アルバイトも、外に出てみて振り返ったら、あの頃の体験が何だったのかが見えてくる…。

 

あの頃の自分は… 自信がなくて、失敗が怖くて、外に対して扉を閉ざしていたけれど、ここだねの過ごしの中で、失敗しても大丈夫なことを知った。

いろんな体験が自分に勇気をくれた。

いろんな大人に対等に接してもらったから、外に出ても自信を持って話ができる。高校にもバイトにも活きている。

異年齢集団だったから、今、いろんなタイプの人と難なくコミュニケーションを取ることができる。

通うことで体力がついて、通学も、バイトもやりたいことができている。

家族や身近な大人がサポートしてくれたから、自分の道を歩いてくることができたんだと思う。

 

大きくなった子どもたちが、自分の言葉で想いを伝えてくれる姿

まだ高校生なのに、周りに感謝を伝えてくれる、そのエネルギー

輪になったみんなの胸に響きました

 

現役小中生の参加あって、後輩たちへのアドバイスも。

文字は書いとけ。ずっと使う。

体力付けとけ。ずっと使う。

思い切り体験しなさい。全部が身になる。失敗しても大丈夫。

安心しなさい。何とかなる。

 

親たちに言いたいこと。

子どもを信じて待ってほしい。急かさないで。

親も子もそれぞれが自分を大事にして、WIN×WINであるのがいい。

親も幸せでいて。

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学校に行くかどうかというよりも

何のために学ぶのか

どう生きるのか

結局最後はそこに行き着き、参加したみんなで分かち合った時間になりました。

 

保護者にとっては、義務教育期間をフリースクールで過ごした子たちの大きくなった姿を見るだけでも、勇気をもらうことでしょう。

高校生が、自分の体験を、人の前で、自分の言葉で伝える姿、そのものが希望です。

 

卒業生にとっても、自分が迷いながら選んできた道を、言葉にすること、その言葉を受け取り共感してもらうことが、得難い体験になったことでしょう。

 

私たちスタッフにとっても、この場を開き、継続してきた甲斐があるというもの。

出逢ってよかった。その言葉に勇気と希望と労りをもらいます。

 

本当にいい時間でした。WIN×WIN×WINでした✨

 

なので、次回はもっと広げて開催します。

 

9/21(木)10:00〜11:40 逗子市市民交流センターにて。

メールにて、お申込み・お問い合わせください。

mail@kokodane.org

お子さんの参加もぜひどうぞ✨

(ママに付き合う小さなお子さんは、飽きてしまうかもしれません。お子さんにとってもWIN×WINな時間になるように、ご配慮ください)

 

 

nao