ステイホーム・ステイハート

コロナウィルスがやってきて

分かっちゃいるけど…

どうしたらいいのか…

だって…と

これまで、後回しにしてきたもの、見てみぬふりをしてきたことと対面せざるを得ないことがたくさん出てきました。

 

経済も、働き方も、学び方も、暮らし方も、つながり方も…こんなにも全てにストップがかかり、見直しを迫られる日が来るなんて、考えたこともなかった現実です。

 

今 ステイ・ホーム。

ホームは家であり、自分自身の内側のこと。

ステイ・ハート。

 

私たち大人が創ってきた社会は、今、こんなにも混乱し分断し搾取がまかり通る、優しくない、賢くない社会になってしまいました。

そう。

これまでも気が付いていました。

だけれど、どうしたらいいのか、分からなくて、飲み込んで、我慢して、そんな中でよりよい選択を苦労しながら考えて進んできました。

 

内側の風景はどんな様子でしょう。

混乱

怒り

焦り

無力感

困惑

…大なり小なり 日々感じます。

 

同時に

安心

穏やかさ

くつろぎ

自由

よろこび

…自然の美しさや、家での過ごしで改めて感じることも たくさんあります。

 

暮らし方

自分の在り方

家族の関係

社会の在り方

学び方…

 

何の理由付けも規制もかけずに、自分の望むままに自由にイマジネーションの羽根を広げてみたらどんな風景が広がるでしょうか?

 

病気や死や混乱への恐怖に飲み込まれそうになるけれど

からだもこころも縮こまってしまうけれど

私たちは自分たちが“生きる”世界を創る最前線に立っていること、忘れないようにって、今だからこそ想うのです。

 

 

子どもたちの未来を

地球の未来を

創っていくのは私たちひとりひとり

 

この混乱も理由があって生まれてきたのでしょう。開発という名の破壊。搾取。いのちよりも経済最優先の社会の仕組み。

その陰で取り残され、無いもの、仕方ないものとされてきた、本当に多くの人々。動物たち。たくさんのいのちの営み。

 

今だからこそ

みんながやってるから、仕方ないからと諦めてきた、ささやかな違和感にも、大きな絶望感にも寄り添う時。

 

そうだ。こんなにガマンしてきた。

そうだ。本当はこうしたかった。

 

今だからこそ

 

自分が感じていることを信頼して

未来を描く。創っていく。

 

 

これからを “生きる” ために。

子どもたちと “生きていく” ために。

 

いつもいつも「今ここから」始めていく。

ひとりからはじめていく。

 

本当に望んでいる生き方、暮らし方へ。シフトチェンジのトキ。

 

そのための

ステイ・ホーム=ステイ・ハート

 

この先を視野に入れて

大事に過ごしていこう。

 

 

nao