こころの風景

『大きな木』

ある島に木が一本だけ生えていた。
その木は、とても大きかった。

ある日、人がその島を見つけて、島に入った。
その時、とてもつよい雨がふってきた。

大きな木がまもってくれた。

 

〜〜〜〜〜

 

アートセラピー。

「考えて」表現するのではなく

「感じる」ままに

身体が「動く」ままに

内側から湧いてきたものを表す。

「表す」というより「現れる」。

 

図工の時間に慣れた子は、この、自由に、感じたままに、というのが難しい。

自分の内側を「感じる」ことも、はじめは難しい。ずーっとお喋りをしていたり、ふざけたり、もしくは「考えた」作品を「上手に」作る。

 

だんだんと馴染んできて

弛んできて

感じて

感じたものが動きになって現れ出る

表れたものからまた感じる

 

今回は「雨」がテーマ。

クレヨンで雨を描いたあと、画用紙を濡らしてにじみ絵。

ラメやお花や実や紙を貼っても◎。

 

現れ出た絵からお話もつくる。

詩もあり

歌もあり

物語もあり

色とりどりの素晴らしい作品たちが生まれました✨✨

 

照れながらも、自分の作品を大事そうに、誇らしげに見せてくれる子どもたち。

 

アートセラピストえっちゃんも、ここだねスタッフも、心から感動の連続でした✨✨✨

 

あんまり素敵なので、秋の自治会の文化祭に出展しよう!ということになりました。

 

自分でも気が付かなかった、自分の中にある素晴らしさをアートは教えてくれます。

 

 

 

 

nao