身体に特に悪いところは無い。
熱もないし。
血液検査も異常ない。
なのに、頭痛や腹痛や、
なんだかいつも具合が悪い。
「気持ちのモンダイだね」って
さらっと 流さないでください。
「気持ち」が何よりも大事なんじゃないの?
その「気持ち」がSOS 出してるんじゃないの?
怠けているとでも言うように。
心が弱いとでも言うように。
お医者さんじゃ治せない。
すぐ効くクスリがあるわけでもない。
SOS の源を辿るのが大変だからって
見て見ぬふりをしないでよ。
骨折をしていたら 大騒ぎするくせに。
心が折れたって 気のせいみたいに。
打ち身も、切り傷も、知らんぷり。
面倒な子扱い。
心が大事なのに!
何よりも「気持ち」が大事なのに!
これじゃあ どうやって大事にしたらいいか
分からないよ。
どうやって 治していけるのか
分からないよ。
頭も痛い。
お腹も痛い。
いつも具合が悪くて 辛い。
どうやって 治していけるのか。
どうやって 自分を大事にできるのか。
誰か教えて!
誰か一緒に考えて!
誰かこの辛さを分かって!!
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思春期、身体も心も大きく大きく変化します。
ホルモンバランスが変わり、
身体もこころも大きく動く頃。
影響の出方はそれぞれだけど、
この激動の時期に
自分の感性を知り、
こころと身体のつながりを知っておくことは
その後の人生の助けになります。
何に影響を受けやすいのか
こころも、身体も、
倒れる前に兆候を知り、
対応を探していくこと、
とても大事です。
弱いからと子どものせいにすることなく、
軟弱だと根性論に走るのではなく、
その子、その個に寄り添い、
ゆっくり
じっくり
一緒に考えていってください。
こころと身体はつながっています。
どっちも
とっても
大切。
(ココロのこえ。訳。ふかざわなおこ)