生きて! 生きていて!

2016年は320人(小学生12人、中学生93人、高校生215人)
2017年は357人(小学生11人、中学生108人、高校生238人)
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増え続ける子どもの自死。
子どもを失った家族は、毎年1000人を超えるのでしょう。
担当児童を亡くした担任の先生も、子どもと同じ数だけいるはず。
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ほんとうに手が届かないのでしょうか?
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子どもの自死も、大きな視点で見ると
今の政治が作り出している格差社会が影響をしています。
大人社会に格差を作り、子ども社会にもカーストを生む。
強いものを忖度し、弱いものを切り捨てる、そんな今の日本の政治。
景気、経済、消費ばかりを追い求め、多少の命の消費は想定内。
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一億総中流、一億総幸福な社会づくりを
本気でしようとは思う政治家はいないのでしょうか?
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こども社会は、大人社会の縮図です。
同調圧力の世界で生きていて、自分らしく過ごしていると、
KYと言われ攻撃を受ける。
だから弱い面や、個性的な面は隠さないといけない。
自分らしく生きられない時間は、心を潰しているのと同じです。
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勉強でも、運動でも、持ち物でも、競争が繰り広げられる学校社会。
力ある者が、力ない者を虐げる。
教師も力ある者の側にいたら、弱い者は救われない。
弱い者は、強い者に従って生きるか、
孤立し、耐えて、あきらめて生きるか。
生きるのをあきらめるか。
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ほんとうにこんな社会でいいのでしょうか?
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いつまでこんな社会を続けるのでしょうか?
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ここ20年としても、6000人の子どもが自死を選び、
2万人の遺族が生まれているはずなのに。
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それでもまだ、今のシステムのままでいくのでしょうか?
亡くなって、仕方ない命なんてあるのでしょうか?
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何が大切か、考える時間を持ちましょう。
安心できる新しいシステムを創っていきましょう!
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子どもが安心して暮らせる世の中を創るために、まずは大人が変わっていくことが大事!
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「フリースクールここだね」は、
すべての命の尊さを理解して行動するという理念を持っています。
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救える命は救いたい!
自分らしく生きてほしい!
つながれる大人はいるよ!
同じ気持ちの仲間もいるよ!
だから、生きていてほしい!

 (フリースクールここだね
代表 ふかざわ たけし)